
悩んでいる人
この記事ではこんなお悩みにお答えします。
この記事は5年以上パースピレックスを使っている私が体験を元に書いています。結論ですが、パースピレックス(デトランスα)はただ塗るだけでは脇の汗を抑える効果が半減してしまいます。
どんなふうに使うのがよいのか、この記事で詳しくまとめています。
パースピレックスとデトランスαは同一商品のため、以下ではパースピレックスとして書いています。
パースピレックスの使い方
使い方を間違えると効果が落ちる
脇の多汗症に高い効果があるので世界各国で支持されているパースピレックスですが、使い方を間違えてしまうと副作用が出てしまったり、そもそも脇汗を押させる効果が弱まったりしてしまいます。

例えば、他の制汗剤のように汗を抑えたい日の朝に使っても十分な制汗効果が発揮できません。では、どう使えば良いのでしょうか?
私は下記で紹介した方法で5年以上パースピレックスを使いながら、脇汗対策が出来ています。
正しい使い方
パースピレックスの正しい使い方は下記になります。
- 夜寝る前 or 寝る前の風呂上がりにパースピレックスを塗る
- 塗った部分をよく乾かしてから服を着る
- 翌朝、塗った部分を拭き取る
- 効果が出るまで毎晩続ける
夜寝る前 or 寝る前の風呂上がりにパースピレックスを塗る
汗腺の活動が最も活発なのは日中で夜間は活動が低下するので、就寝前か寝る前の風呂上がりにパースピレックスを塗ると、成分が浸透し汗腺にフタを作りやすく、このタイミングが最も効果的です(下記参考文献参考)。
他の制汗剤のように使いたい日の朝に塗っても成分が浸透せず、汗腺も活発でフタを十分に形成できないため、脇汗を抑える効果も期待できません。
たか
塗った部分をよく乾かしてから服を着る
パースピレックスの成分がしっかり浸透するように、塗ったあとはよく乾かしてから服を着るようにしましょう。
塗ってすぐに服を着てしまうと成分が服に付着してしまい、脇汗を抑える効果が弱くなります。
私は寝る前のお風呂上がりにパースピレックスを塗って、ドライヤーで5分ほど脇の下を乾かしてから服を着る方法で翌日は脇汗をあまり気にせず快適に過ごせています。
翌朝、塗った部分を拭き取る
えっ!?拭き取ったら、塗った意味が無くなってしまうんじゃない?
ご安心ください。
パースピレックスは皮膚に浸透した成分が汗腺にフタを形成することで汗を防ぐ仕組みです。拭き取ってもこのフタには影響がありません。
むしろ、これをしないと残った成分が悪さをして「かゆみが出る」原因となります。
効果が出るまで毎晩続ける
パースピレックスを塗ってから効果が出るまでには個人差があります。脇汗に対して効果を感じるまでは毎晩繰り返し塗るようにしましょう。
効果を感じたら、2日に1回、3日に1回・・・と頻度を減らしていきましょう。
たか
パースピレックスを使ってかゆみが出た場合や、敏感肌の方は様子を見ながら2日に1回程度の頻度で効果が出るまで塗るのが良いと思います。
パースピレックスの副作用
「かゆみが出る」という副作用がSNSなどでも多数見つかります。私も使い始めたばかりの頃は強いかゆみが出ました。
これについてはこのページで紹介している正しい使い方をすることで抑えることができますし、それでもかゆみが出る場合にはパースピレックス敏感肌用タイプ(下の緑ラベル)をおすすめします。

この他の副作用について、医療機関では次のようにアナウンスされています。
パースピレックスの使用による重度の副作用は確認されていません。ただし、肌質や肌の状態によっては塗布後に発赤・かゆみを生じることがあります。異常が見られた場合は、すぐに使用を止めて医師に相談してください。パースピレックスにはエタノールが配合されているので、アルコール過敏症の方は使用する前に医師の診断を受けるようにしましょう。
引用元:https://www.biyougeka.com/contents/sweat/perspirex/
異常なかゆみが出たり、それ以外の異常が出た場合は無理に使用せず、皮膚科を受診して医師の判断を仰ぐのが良いです。
パースピレックスの口コミ
パースピレックスに対する良い口コミ、悪い口コミについて下記記事にまとめています。パースピレックスを5年以上使っている私の体験を交えて詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
【口コミ】パースピレックス(デトランスα)を5年以上使って徹底検証!本当に効果があるのか